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神秘なる諏訪湖で作られる、
最高の美と癒しの空間をあなたに…
二社四宮、古代の姿を留める諏訪大社
神秘パワーあふれる湖・諏訪湖を守るように四か所に境内をもつ諏訪大社。古くから信仰の地として知られる諏訪大社は、信濃国の中で最も社格が高い一宮です。また、全国に約6,500社ある諏訪神社の総本山で、「お諏訪さま」などの愛称で親しまれています。国内でも最も古い神社の一つで、その起源は諸説あり『古事記』には、出雲の国譲りに反対した建御名方神(タケミナカタノカミ)が戦いに敗れて逃げた諏訪で国を築いたと、一方 『日本書紀』には持統天皇により勅使が派遣されたと記されています。
諏訪大社の最大の特徴は諏訪湖を挟んで南岸に上社の本宮と前宮、北岸に下社の秋宮と春宮と二社四宮が鎮座している点です。もともと上社と下社は上諏訪神社と下諏訪神社という別々の神社でしたが明治初年の国策によって統一され、二社四宮という珍しい形になりました。四社は基本的に建御名方神とその妻とされる八坂刀売神(ヤサカトメノカミ)を祀り、社殿の四隅には御柱というモミの柱が立てられています。この御柱が寅と申の年に建替えられる御柱祭も広く知られています。また、諏訪大社には基本的に本殿と呼ばれる建物がありません。その代わりに上社は御山を御神体として、下社の秋宮は一位の木を春宮は杉の木を御神木として、古代の神社の姿を残しているのも特徴です。
上社の本宮は片拝殿が弊拝殿の左右に並ぶ「諏訪造り」という独特の様式で、国の重要文化財など、貴重な建造物が数多く残ります。東宝殿、西宝殿の茅葺の御社殿にはどんなに干天の日でも軒から最低三粒は水滴が落ちるという七不思議があります。前宮は諏訪信仰発祥の地といわれ、古くは上社の付属神社であったため唯一本殿を有しています。四本の御柱を間近に見ることができるのは、四社の中でも前宮だけです。下社の秋宮は三方切妻造りの神楽殿、身長1.70m青銅製では日本一と言われる狛犬、出雲大社型のしめ縄としては最大級の神楽殿のしめ縄など見どころが豊富です。春宮は御手洗川に架る下馬橋は下社で最も古い建築物といわれ、「幣拝殿」上部に施された彫刻も必見です。
諏訪大社の二社四宮はすべて同格で、参拝する順番にも決まりもありません。上諏訪温泉しんゆでは、諏訪大社四社を巡る無料参拝バス『しんゆ号』を運行しています(宿泊者のみ※ 要予約)。四社を効率よく見学できるだけでなく、高い位置から諏訪湖の美しい風景を一望できるのはバス旅ならではです。諏訪湖の畔に宿泊し、諏訪大社巡りも楽しめる上諏訪温泉しんゆ。ここでは神秘のパワーが集まる諏訪の魅力を心ゆくまで堪能することができます。
諏訪市湖畔沿いの「諏訪市原田泰治美術館」は2つの願いを込めて1998年8月に開館しました。
・ナイーブアート(素朴画)の発信拠点へ
・人に優しい美術館をめざそう
今年8月に25周年を迎えるにあたり、2点の特別企画展を開催中です。
原田泰治氏の日本のふるさとの美しさを表現したほのぼのとした温かみのある繊細な絵画。
高橋まゆみさんの祖父や祖母、こどものなんとも言えない表情を醸す人形。
原田泰治氏と高橋まゆみさんの失いつつある日本のふるさとの風景を表現した
それぞれの作品をこの機会にご覧ください。
【原田泰治の世界 一本の道 ふるさとから世界へ】
「ふるさと四季の詩 原田泰治の世界」の作品と
初期作品から最晩年の作品まで原田泰治氏の画業をたどる。
◇会期/2023年8月31日(木)~2024年4月7日(日)
※休館日 月曜日(祝日開館)、展示替え日(11月28日)、年末年始
◇会場/諏訪市原田泰治美術館 第二展示室
【第3回高橋まゆみ人形展〜やっと会えた、ぬくもり溢れるふるさとの風景、人、こころ〜】
今回は「ぬくもり」をテーマに人情味あふれる人形80体を展示。
◇会期/2023年8月31日(木)~11月26日(日)
※休館日/月曜日(祝日開館)
◇会場/諏訪市原田泰治美術館 第三展示室
詳細はこちら
《原田泰治美術館》
住所:諏訪市渋崎1792-375
TEL:0266-54-1881
◇入館料/大人840円、中高生410円、小学生200円、障がい者(大人)410円
◇開館時間/9:00〜17:00 (入館は閉館30分前)
《上諏訪温泉 しんゆよりお車で約7分》
上諏訪温泉 しんゆ 山嵜
災害時、エレベーターは使用できません。そんな時、車椅子利用のお客様はどのように避難すれば良いでしょうか。
上諏訪温泉 しんゆでは車椅子利用のお客様も安全に移動できるよう日々、研修を行っております。車椅子に乗ったまま階段の登り降りが必要な際、スタッフが補助致します。当館の取り組みが皆様の安全・安心の旅の一助となれば幸いです。
【ユニバーサルデザイン】当館では、幅広い方々に快適にお過ごしいただけるよう、ユニバーサルデザインを導入しております。車椅子のまま温泉に入れる昇降式貸切温泉やユニバーサルデザイン対応の客室などもございます。
上諏訪温泉 しんゆ 今井
悠久の時を経て美しく輝く諏訪湖
四方を諏訪大社四社に囲まれ、かつては極寒の冬に神の渡る道が毎年のように現れていた諏訪湖。湖底から湧き出す温泉や地面や水面に沿う不思議な虹など、さまざまな自然現象が起こり、多くの伝説が残る神秘の湖です。
諏訪湖は信州のほぼ中央に位置し、形は東西方向に長い楕円形、湖岸線は16km、面積は13.3㎢にもおよぶ長野県最大の湖です。フォッサマグナの海をつくった糸魚川―静岡構造線と諏訪から発し九州まで続く中央構造線が交わる諏訪盆地に位置し、断層運動により地殻が陥没してできた構造湖(断層湖)だと考えられています。諏訪湖が現在のような広い水域となったのは約1万3000年前ごろ。当初は現在の2倍以上の大きさがありましたが土砂の堆積や護岸工事などにより面積は少しずつ小さくなっていきました。
大地の力によって生み出された諏訪湖では、数々の不思議な自然現象が起こります。その一つが冬に現れる「御神渡り」です。これは、諏訪湖が全面結氷することによって南岸から北岸へかけて氷が裂けてできる高さ30cmから1m80cmほどの氷の山脈のこと。諏訪神社上社の建御名方命(男神)が下社の八坂刀売命(女神)のもとへ通った道筋と言い伝えられています。 また、湖の東岸近くの湖底に源泉が湧き出す「七ツ釜(ななつがま)」または「釜穴(かまあな)」は、極寒の冬場でもそこだけは凍らなかったことから名付けられました。現在も絶え間なく温泉が湧き出し、湖畔の宿では「七ツ釜」の温泉を楽しむことができます。春秋初冬の寒い朝、快晴無風のときには、地面や水面に沿って現れる水平虹も諏訪湖でよく見られる自然現象です。水平虹は他の地域でも見ることができますが、特に諏訪湖の水平虹は規模も大きく出現回数も多いことでも知られ、今や諏訪湖の名物にもなっているといわれます。
今や長野県の一大観光スポットとしても知られ、県内外から多くの人が集まる諏訪湖は、遊覧船やボート、水陸両用観光バス、わかさぎ釣りなど、レジャーも充実しています。また、夏の花火は全国的にも有名で、毎年8月15日の「諏訪湖祭湖上花火大会」をはじめ、 9月第1土曜日に「全国新作花火競技大会」(2023年は中止)、7月下旬~8月下旬にかけて毎日10分間花火が打ちあがる「諏訪湖サマーナイト花火」が行われ、神秘の湖に彩りを添えます。
悠久の時を超えて今もなお訪れる人々を魅了し続ける諏訪湖。上諏訪温泉しんゆは諏訪湖の東岸に立ち、絶景とともに温泉も楽しめる湖畔の宿です。自然の息吹を感じ、レジャーを楽しむ優雅な休日。心と身体を癒す自然のパワーあふれる諏訪湖へ、出かけてみませんか?
今年も「諏訪湖まちじゅう芸術祭」が開催されます。
諏訪には諏訪湖畔を中心に諏訪の歴史、文化に触れられる
個性豊かな美術・博物館が集まっております。
15施設を巡る16日間をどうぞお愉しみください。
期間中にはワークショップやコンサート、
入館割引やスタンプラリーも催されます。
入館割引、スタンプラリーはパンフレットに掲載されています。
◇開催期間/2023年9月9日(土)~9月24日(日)
<参画施設>
●SUWAガラスの里
●諏訪市博物館
●諏訪高島城
●諏訪市美術館
●北澤美術館
●諏訪湖博物館 赤彦記念館
●すわのね
●根津八鉱美術館
●しもすわ今宿館おいでや
●おんばしら館よいさ
●ハーモ美術館
●小さな絵本美術館
●岡谷蚕糸博物館
●市立 岡谷美術考古館
●プリンススカイラインミュージアム
※施設によって開館時間・閉館時間・入館料は異なります。
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