《撮影日:2024.11.21》
樹齢200年〜300年といわれる諏訪市の天然記念物、
「佛法紹隆寺の銀杏」の黄葉が見頃を迎えています。
その実を食べると、子孫繁栄・子宝成就・夫婦円満になるといわれているそうです。
佛法紹隆寺の大銀杏は、諏訪上社旧大祝(おおほうり)邸宅の大銀杏と
夫婦という伝承を持っています。
諏訪上社旧大祝邸宅は諏訪大社本宮近くにあります。
大祝とは、諏訪明神の現人神(あらひとがみ/生き神様)として、
諏訪社(上社・下社)の頂点に位置した神職です。
当時は3000坪の敷地に約320坪の主屋などが建てられており、
神殿(ごうどの)と呼ばれ神聖な場所とされていました。
(現在の主屋は約43坪)
明治維新により大祝職も廃止となった歴史があります。
旧大祝邸宅の大銀杏は散り始めていましたが、
諏訪の歴史を肌でお感じいただける「旧大祝邸宅」と
「佛法紹隆寺」に足を運んでみてはいかがでしょうか。
【佛法紹隆寺】
◇住所/諏訪市四賀4373
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【諏訪上社旧大祝邸宅】
◇住所/諏訪市中洲1606
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上諏訪温泉 しんゆ 山嵜