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~諏訪大社に伝わる七不思議 03~

不思議の多い諏訪大社を巡る

前回、前々回と諏訪大社の七不思議を紹介してきましたが、諏訪大社は実にたくさんの不思議や謎が存在する神社です。まず、その起源ですが『古事記』などの書物から推定して少なくとも1500年から2000年前にできたといわれ、はっきりとした時期は明らかにされていません。

また、毎年10月の神無月には出雲に神々が集まるといわれていますが、諏訪大社の祭神の諏訪明神が出雲はあまりにも巨大であったため、「諏訪明神に限っては、出雲にわざわざ出向かずとも良い」ということになったのだとか。神無月にも諏訪大社に神があることから神在月とされています。

また、諏訪大社には上社(本宮と前宮)と下社(春宮と秋宮)の四社があるのも珍しいのではないでしょうか。そもそも上諏訪神社と下諏訪神社という別々の神社でしたが、明治初年に国の管理となり一つの神社となりました。四社がありますが格の優劣はなく、お参りの順番に決まりもないのだとか。御守や御札も宮ごとに限定品もあるとのこと。御朱印はそれぞれ異なるので、ぜひいただいて帰りたいものです。

7年に一度、寅と申の年に行われる御柱祭は、四社の四隅に「御柱」と呼ばれる樹齢二百年程の樅の巨木を曳建てる神事です。平安初期から行われていたとされ、現在のような形になった時期は不明。また、御柱を現しているものについても、聖域決壊、土地神鎮撫など、古くからさまざまな説があり、明らかにされていないのも不思議なところです。

諏訪大社が公式で発表している七不思議は、氷湖の神幸(おみわたり)、元朝の蛙狩り、五穀の筒粥、高野の耳裂鹿、葛井の清池、宝殿の天滴、御作田の早稲です。上社独自、下社独自の不思議を合わせると11もの不思議が残り、長い歴史の中でまだ解明されていないこともたくさんある諏訪大社。荘厳かつ神秘的な佇まいが訪れる人々の心を魅了するのかもしれません。

そんな諏訪大社にお参りするのなら、やはり四社参りがおすすめです。上諏訪温泉 しんゆでは、ご宿泊の方限定で無料拝観バス「しんゆ号」を1日2便(午前便 9:20/午後便 13:20)運行。豊富な知識を持ったドライバー兼ガイドが諏訪大社四社をご案内します。ゆったりとしたバス内では、モニターで諏訪市公認キャラクター「諏訪姫」がツアーガイドとしてご案内。諏訪大社の歴史だけでなく日本の神様に関する基本知識も習得できます。お土産ものを見る時間なども含めたスケジュールなので、ゆったりと充実した旅が楽しめるでしょう。

観光ルート

上諏訪温泉 しんゆ→上諏訪駅→上社前宮→上社本宮→下社春宮→下社秋宮→上諏訪温泉→上諏訪温泉 しんゆ

※チェックイン前、チェックイン後いずれにもご利用可能です。諏訪大社の七不思議は時期が限定されるものが多いですが、宝殿の点滴(上社本宮)、根入杉(秋宮)、浮島(春宮)などは季節や時期を問わずいつでも見ることができます。四社参りの際に立ち寄ってみるとよいでしょう。もしかしたら、不思議な瞬間に出合えるかもしれません。

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