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~諏訪湖を彩る全国屈指の花火大会 02~

花火が楽しめるその他のイベント

諏訪湖の花火大会は「諏訪湖祭湖上花火大会」が最も歴史があり有名ですが、まだまだほかにも花火を楽しめるイベントがあります。「諏訪湖サマーナイト花火」もその一つ。諏訪湖の美しい景観を活かし、観光客に楽しんでもらいたいという思いから平成13年(2001年)に始まりました。毎年7月下旬から8月下旬までの1カ月毎日10分間ほど打ち上げられるもので、涼しい旅館のお部屋から、旅館の温泉に浸かりながら、旅館の屋上ビアガーデンから、遊覧船に乗ってなど、さまざまな方法で花火を鑑賞することができます。毎日行われているので、混み合わないのも魅力。湖畔に出て、流れる音楽とシンクロして打ち上がる花火を楽しむのもいいでしょう。
今年の開催は、7月26日~8月25日(※8月15日を除く)午後8時30分から。夏休み時期の諏訪湖の宿泊は、花火付きで贅沢な一日が過ごせます。

そしてもう一つ、諏訪湖の花火大会として知られているのが、毎年9月に行われている「全国新作花火競技大会」(今年は見送り)です。これは、全国の意欲ある若手煙火師が従来の枠にとらわれない斬新な発想と独創の技術で創作した新作花火を競う大会です。第一回が行われたのは、昭和58年(1983年)のこと。日本交通公社(現:株式会社JTB)の協力を得て、第4回 杜の賑い「諏訪明神ふるさと祭り」の宵まつりで花火が打ち上げられたのがきっかけとなっています。時間は15分程度でしたが、大変好評だったことから、翌年は、第5回 杜の賑い「諏訪明神ふるさと祭り」の宵祭りに日本煙火芸術協会員約30社が参加し、新作花火を発表。打ち上げ時間も1時間程になり、表彰式も行われました。翌年にはこのイベントも定着し、年を追うごとに規模も大きくなり、平成24年(2012年)には打ち上げ数が1万8000発を超える大規模なものへと成長しました。また、名前も「諏訪よいてこ」「JTB 新作花火大会」「花火サミット in 諏訪湖 新作花火大会」などに変わり、平成8年(1996年)に現在の「全国新作花火競技大会」に。「諏訪湖祭湖上花火大会」とともに諏訪湖を代表する花火大会として定着していましたが、令和2年(2020年)には新型コロナウイルス感染拡大を鑑みて中止を決定。未だに「全国新作花火競技大会」は開催されていません。

提供:諏訪市(※画像は「サマーナイト花火」)

「全国新作花火競技大会」の最大の特徴は、出場者は若手花火師に限定されている点です。それぞれが設定したテーマに沿った曲に合わせて打ち上がる花火は圧巻。クライマックスには名物「水上スターマイン」が打ちあがります。全国から新作を持ち寄って優劣を競い、優勝者には経済産業大臣賞が与えられるという、芸術性の高いものです。来年こそは開催してほしいと心待ちにしているファンもたくさんいます。

夏といえば花火、花火といえば諏訪湖です。
ドーンと体に響く音、目の前に広がる美しく広がる大輪、この夏はぜひ、諏訪湖へ花火を楽しみに出かけませんか?

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