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上諏訪温泉 しんゆ 〜春から夏、色彩豊かな花めぐり03〜

高山植物の群生地を訪れる

富士見町産業課

長野県の中西部に位置する入笠山(標高1,955m)は、赤石山脈(南アルプス)北端の山で、日本有数の山望スポットとしても知られています。360度の大パノラマが広がる山頂からは富士山、南・中央・北アルプスなどが見渡せ、「日本百名山」のうち22の山を見ることができます。山頂まではいくつものトレッキングルートがあり、中でも富士見パノラマリゾートから登頂する場合はゴンドラが利用できるのも魅力。15分かけて標高1,780mまで登り、入笠湿原を経由して山頂を目指す約1時間のトレッキングはお子様からお年寄りまで手軽に楽しめると特に人気を集めています。

富士見町産業課

また、入笠山は春・夏・秋にかけて可憐な山野草が咲き乱れる花の宝庫です。特に信州随一のすずらんの群生地としても有名で、ゴンドラを降りてすぐのところにある「入笠すずらん山野草公園」は5月下旬に20万本のドイツすずらんが見ごろを迎え、甘い香りと絶景が楽しめます。また、山頂に向かう途中の入笠湿原では、6月になると自生する100万本の日本すずらんが開花し、あたり一面を埋め尽くします。
すずらんの花言葉は「幸福が訪れる」「幸福の再来」。ぜひ、かわいらしいすずらんの群生に癒される至福のひとときをお楽しみください。

富士見町産業課

6月下旬から7月の霧ヶ峰・車山高原は、気候も涼しくさまざまな高山植物が咲き誇ります。中でもニッコウキスゲの群生は素晴らしく、見ごろになると多くの人が訪れる人気スポットとして知られています。
ニッコウキスゲはワスレグサ属の多年草で正式名称をゼンテイカ(禅庭花)といいます。
朝に開花し、夕方にはしぼんでしまう一日花で、花の色は黄色、形状はラッパ状。ユリのような美しい姿をしています。

ニッコウキスゲが見られるポイントは、一面に咲く様子が見られる車山肩「ビーナスの丘」、富士見台展望台、車山高原展望リフトの「中腹駅」周辺の道、八島湿原など、ビーナスライン沿いの車山高原から八島ヶ原湿原までにいくつかあります。ハイキングをしたり、食堂や売店に立ち寄ったりとゆっくりと過ごしながら、ダイナミックな風景が楽しめます。
かつては車山高原一帯にニッコウキスゲの群生が見られたといいますが、野生のニホンジカに食べられてしまい、現在は残念ながら鹿よけの電気防護柵によって保護されている場所でしか見ることができなくなっています。さらにボランティアの人たちが外来種を駆除するなど、霧ヶ峰・車山高原のニッコウキスゲは多くの人の手によって守られ、今も素晴らしい景色を見せてくれています。

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