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上諏訪から一足延ばして ~下諏訪町の甲州街道を歩く~

甲州道中(現甲州街道)は江戸城に危機が及んだ時のための退避路であったともいわれており、
その終着点が諏訪市のお隣「下諏訪」であることは意外に知られていません。

中山道などに比べれば通行人は少なかったものの、
多くの旅人が行きかっていたといわれています。

上諏訪駅を出発し、江戸時代の面影をそのまま残す橋本政屋、
アララギ派の詩人島木赤彦の自宅である柿蔭山房などの名所や数々の史跡を経て
下諏訪の秋宮まで。
ゆっくりと時間をかけてめぐってみるのはいかがでしょうか?

1 上諏訪駅
上諏訪駅に降りたら正面にあるツルヤの裏手を走る旧甲州街道を目指しましょう。


2 橋本政屋
約30分の橋本政屋(はしもとまさや)。
上諏訪宿と下諏訪宿の間に残る茶屋で、江戸時代の面影をそのまま残しています。

3 高木津島神社 
高木津島神社は尾張津島神社の分社で、スサノオノミコトを主神として祀っています。
旧高木村の鎮守として崇敬され、明治5年に村社に昇格しました。
境内には、島木赤彦、伊藤左千夫、斎藤茂吉の歌碑や岩本木外の句碑があります。

4 柿蔭山房(しいんさんぼう)
アララギ派の詩人、島木赤彦の自宅。
歌を発表する際、自らを「柿の村人」と名乗ったことでも知られた島木は、
自宅を柿蔭山房と名付けました。

5 石投げ場、一里塚、承知川橋
甲州道中沿いで最も眺望に優れているのがここ石投げ場。
かつての諏訪湖は今より大きく、
文字通り石を投げれば諏訪湖に届くような距離だったそうです。
江戸より53里(212km)を示す一里塚を右に見て、まもなく承知川橋に到着。

6 中山道甲州道中合流之地
承知川橋から諏訪大社上社秋宮を過ぎるとまもなく、
江戸から京へと続く中山道との交差点につきあたります。
主要な二つの道筋が合流する下諏訪宿は、
道中で唯一温泉の湧く宿場町として屈指の規模を誇っていました。

7 宿場町街道資料館
江戸時代の宿場民家を保存する資料館。
宿場関係を中心に街道、温泉などの貴重な歴史民俗資料が保存・展示され、
当時の様子を伺い知ることができます。

8 公衆温泉浴場
秋宮周辺には4件の公衆浴場。
日本三古湯として有名な綿の湯を源泉とした遊泉ハウス児湯と、
湯口52度、伝統の高温湯で有名な旦過の湯。

9 二葉屋酒店
児湯の目の前。立ち飲みスペースを新設!
お風呂あがりにキュッと一杯地酒などいかがですか。

10 秋宮周辺の美味しいお店
秋宮周辺にはお蕎麦屋さんがたくさんあります。
山猫亭は秋宮前に店を構える人気店。
キリッとコシのある蕎麦を、一口目は蕎麦の実入りのそば塩で、
二口目は鰹だしが利いたつゆでどうぞ。
お蕎麦を使ったデザート、「そばちち」もクリーミーな味わいが人気です。

ゆっくり歩くと約5時間のコース。
喧騒を離れて歴史の街を歩いてみませんか?

コースの詳細はこちら


上諏訪温泉 しんゆ

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