岡谷市のイルフ童画館では、
企画展「茂田井武展 素晴らしき童画の世界 武雄と武」を開催中です。
茂田井武さんは昭和時代に活躍した童画家で、
中学卒業後に太平洋画会研究所、川端画学校で絵を学びながら、
語学学校アテネフランスにも通っていました。
その後、シベリア鉄道でパリに渡り3年間独学で絵を学ばれました。
帰国した茂田井さんは挿絵や絵本など、
子供向けの仕事を手掛ける機会が多くなり、
茂田井さんの独特な世界観が伝わってくるユーモラスな作品は、
今は絵本愛好家の方々を魅了し続けています。
本展では、表作である宮沢賢治さんの作品「セロひきのゴーシュ」の挿絵原画や、
パリで描かれた作品、デザイン画など様々な作品90点が展示されています。
◆開催期間 :2016年2月22日(月)まで
◆開館時間 :10:00~19:00
◆入館料 :大人500円 中高生300円 小学生150円
◆休館日 :水曜日、年末年始
◆お問い合わせ :イルフ童画館 TEL 0266-24-3319
詳細につきましては、こちらをご覧ください。
http://www.ilf.jp/exhibition/archives/000597.html
「武井武雄 日々のシアワセ展」も同時開催中です。
心温まる作品をご覧になりながら
美術館にてゆっくりとした時間をお過ごしいただけたらと思います。
吉本 順子