諏訪市博物館では、
企画展「清昌院と諏訪の雛人形」が開催されます。
高島藩主諏訪家の菩提寺、温泉寺(諏訪市)に残されていた家具が、
松平定信の娘 烈姫が所有していた道具だった可能性があることが分かり、
烈姫が文化12年(1815)に高島藩8代藩主諏訪忠恕(ただみち)に嫁いでから
200年を記念して、初めて公開されます。
家具は犬張子と呼ばれる犬の形をした紙製の箱で、
安産や出産、子供の健康を願うお守りとされていて、
烈姫が出産する時に、産室に置かれていたそうです。
サイズは犬張子としては最大級で、
金箔や赤、青、緑などの派手な色が使用されていて、
当時の輝きが残っています。
犬張子の他にも、清昌院ゆかりの品や、
江戸時代の貴重なひな人形もたくさん展示されます。
http://www.hokurikushinkansen-navi.jp/pc/news/article.php?id=NEWS0000000758
■開催期間 :2015年2月7日(土)~3月29日(日)
■場所 :諏訪市博物館
■休館日 :毎週月曜日、2月12日(木)
■入場料 :一般300円 小中学生150円
吉本 順子