岡谷美術考古館では、初期中山道の改道400周年を記念し、
「中山道古写真展」を開催中です。
岡谷・下諏訪・塩尻の
3市町エリアの中山道や宿場町などが撮影された写真
22点が展示されています。
初期中山道は岡谷市の東堀、小井川、岡谷を通り
三沢から小野峠を越え、辰野町の小野宿、牛首峠を経て
塩尻市贄川の桜沢に至る
約26キロの江戸幕府が定めた五街道の一つだったのですが、
街道から十数年で廃道となり、塩尻峠を越えるルートに改められました。
展示されている写真の正確な撮影年は未詳ですが、
ほとんどが江戸後期~昭和初期の写真家
日下部金兵衛氏が撮影した写真だそうです。
中山道を塩尻―下諏訪へと巡る形で写真が展示されていて、
塩尻峠からの諏訪湖遠望、茶屋が軒を連ねる下諏訪宿、天竜川にかかる釜口橋など、
写真からは1世紀前の古里を垣間見ることができます。
http://www.nagano-np.co.jp/modules/news/article.php?storyid=32995
写真で明治の中山道巡り、楽しそうですね。
■開催期間 :2014年12月21日(日)まで
■開館時間 :午前10時~午後7時(最終日5時)
■休館日 :水曜日
■入館料 :無料
■お問い合わせ :岡谷美術考古館 TEL 0266-22-5854
吉本 順子