暖かたったり、寒かったり、ぐずついたりと、天候が安定しない日が続いておりますが、
徐々に春らしくなってきたのかなぁ、とおもう今日この頃。
早く春になってほしいものですね。
さて、上諏訪温泉 親湯の客室の工事もだいぶ進んできました。
仕事の合間に館内探検をしてきました。
さぼってたわけじゃないですよ。
まずは、お部屋の壁です。
わかりやすいように接近して撮っています。
お部屋の壁には”ジョリパット”という素材を用いて湿式工法で仕上げております。
湿らせた粘土を壁に塗っているといえばいいのでしょうか。
建築に詳しくないので説明下手ですいません。
線が入ってるように見えるのは、ハケをつかって仕上げているためです。
このジョリパットという素材は、仕上げるときに使うものをかえることで、
全く異なる趣の仕上がりになるんです。
このお部屋の壁は”ハケ”を使っていますが、”コテ”を使ったお部屋は、
昔ながらの左官屋さんがつくったかのような連波模様の仕上がりとなっています。
次にお部屋の柱です。
空間を引き締めてくれる黒檀のような仕上がりになっています。
お部屋の壁とあいまって、今の時点でも落ち着いた空間になっています。
はやく完成しないかなぁと、子供のようにワクワクしてしまった館内探検でした。
上諏訪温泉 親湯 冨田