サンリツ服部美術館では、
『漆 千変万化の装飾美』が開催されています。
漆工品約50点の作品から、
塗、蒔絵、彫漆の3つの技法に注目して漆の魅力をたどります。
漆は、いかなる素地にも用いることができる万能の素材で、
器物の耐久性を高めるだけではなく、装飾を施すこともできます。
黒と赤の塗は照り映える輝きと艶をもたらし、
技法によっては素地の木目を引き立たせます。
蒔絵は光沢のある絵画を描き、
彫漆は漆の彫刻ともいうべき重厚さがあります。
漆の持つ素材の力を感じていただければと思います。
◎関連イベント
1月20日(月)13時30から
小林裕子さん(三井記念美術館学芸員)が、
「漆に親しむ 茶の湯と漆芸」をテーマにお話してくださいます。
ご興味がある方はお電話にてお申し込みください。
・開催期間 :2014年3月23日(日)まで
・開館時間 :9時30分~16時30分
・休館日 :祝日を除く毎週月曜日
・入館料 :大人800円 小中学生400円
・お問い合わせ・お申し込み :サンリツ服部美術館 TEL 0266-57-3311
詳細につきましてはこちらをご覧ください。
http://www.sunritz-hattori-museum.or.jp/schedule/main.html
吉本 順子