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増沢荘一郎さんが遺した昭和の情景作品を展示

岡谷市の岡谷美術考古館では、
収蔵作品展
「増沢荘一郎が遺した昭和の情景~信州の風景・暮らし・祭り」
を開催中です。

1980年に行われた諏訪大社御柱祭の
「木落し」、「建御柱」、「長持」や
昭和時代の風景や暮らしを描いた
岡谷市出身の増沢荘一郎さん(1914~85年)の版画作品30点が展示されています。

版画制作が盛んだった頃、
小学校の先生だった増沢荘一郎さんは、
生徒たちへ積極的に版画指導を行い、
今もなお受け継がれている岡谷の版画教育の原点となりました。

本展では、
「信州各地の風景」、「昭和の時代の生活のようす」、
「御柱祭を中心とした諏訪地方の祭り」、「諏訪湖の四季」など
テーマ別に展示されていて、
風景作品では「諏訪湖十二ヶ月」と題して、
蚕糸公園や横河川、高島城などが描かれた作品をご覧になれます。

同じような風景を描いた作品でも
単色で描かれたものと多色で仕上げたものとの2つの作品が並び、
その魅力を比較できるようになっているものもあるそうです。
http://www.nagano-np.co.jp/modules/news/article.php?storyid=36532

◆開催期間 :2016年5月8日(日)まで
◆開館時間 :午前10時~午後7時
◆休館日  :毎週水曜日、祝日の翌日
◆入館料  :おとな 350円  小・中学校 150円
◆お問い合わせ :岡谷美術考古館 TEL 0266-22-5854

版画でみる1980年の諏訪大社御柱祭が
どのように表現されているのかなど
版画ならではの表現方法もぜひ
ごゆっくりと御覧いただけたらと思います。

吉本 順子

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