岡谷蚕糸博物館では、
企画展「絹とアンティークストッキングの記憶」を開催中です。
お洒落は足元から、とよく耳にしますが、
シルクストッキングは当初、
王侯貴族の男性物として開発され、
男性貴族が身につける高級品でしたが、
フランス革命で長ズボンが浸透し、
ストッキングはソックスへと移り変わる一方で、
女性の間でおしゃれアイテムとして広まっていったそうです。
今回の企画展では、
絹とストッキングの収集研究家 鴇田章さんのコレクションから、
ヨーロッパの緻密な手工芸技術を見ることができる
美しい作品約180点が展示されています。
期間中は、鴇田さんの講演会、ギャラリートークも開催されます。
ヨーロッパの高貴なストッキングの歴史にまつわる企画展、
女性の方にはちょっと興味を惹かれる企画展かもしれませんね。
■開催日 :2015年7月26日(日)まで
■会場 :岡谷蚕糸博物館
■料金 :大人 500円 中・高校生 300円 小学生150円
■休館日 :毎週水曜日(その日が祝日の場合は開館)
■お問い合わせ :岡谷蚕糸博物館 TEL 0266-23-3489
吉本 順子