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岡谷蚕糸博物館「富岡製糸場を今に伝える片倉家」

岡谷市の岡谷蚕糸博物館にて、
企画展「富岡製糸場を今に伝える片倉家」を開催中です。

2014年に世界遺産に登録された富岡製糸場(群馬県富岡市)史料と、
片倉本家寄託史料を中心に約40点が公開されています。

富岡製糸場は官営の模範器械製糸場として操業を開始し、
その後三井家、原合名会社を経て、
1939年から片倉製絲紡績株式会社(前身は片倉組、現在の片倉工業)が経営しました。

公開されている富岡製糸場の史料は、
操業を開始した1872年頃に使われていた水分検査器や台秤、
当時の日本政府がフランスから招いた
生糸技術者ポール・ブリュナが使った応接セット、柱時計、
教科書などにも登場する
富岡製糸場内や高い技術を持つ「一等工女」を描いた錦絵など10点で、
常設展コーナーのフランス式繰糸機などと合わせ、
操業時の同製糸場の様子をうかがい知ることができます。

片倉家については、
初代片倉兼太郎の日記や交際人名簿、生糸社則などが展示されています。

関連イベントといたしまして、
2月15日(日)午前10時から片倉館の山崎茂館長の講演が行われます。
http://www.nagano-np.co.jp/modules/news/article.php?storyid=33263

日本一の製糸工場になるまでの
大変貴重な史料をご覧いただくことができます。

■開催期間 :2015年4月21日(火)まで
■会場   :岡谷蚕糸博物館
■開館時間 :午前9時~午後5時
■休館日  :水曜日、祝日の翌日
■お問い合わせ :岡谷蚕糸博物館 TEL 0266-23-3489

吉本 順子

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