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美術館で季節を感じる~冬の風景と温まる人たち

諏訪市美術館では、
収蔵作品展「美術館で季節を感じる~冬の風景と温まる人たち」を開催中です。

紅葉の風景や雪化粧した山々、こたつやたき火で温まる人たちなど
冬の風景や人物を表現した日本画や洋画、工芸作品など25点が展示されていて、
冬の自然の美しさや人々の生活が感じられる内容となっています。

信州の山々を描き続けた上地瑛一郎さん(松本市出身)の「暁雲」は、
雪に覆われた大地にたたずむ2本の立ち木が印象的な作品で、
早世の日本画家 戸田祐暉さん(伊那市出身)の大作
「焚火」「仔牛」に描かれた落ち葉からは冬の到来が感じられるそうです。

岸田劉生に師事した洋画家 高橋貞一郎さん(岡谷市出身)の作品「泰之と瀏爾」は、
重ね着をした子ども二人を描いていて、
小口稔さん(辰野町出身)の陶芸作品「あわ雪」や
山田明子さん(下諏訪町出身)の漆芸作品「雪ものがたり」には、
抽象的な雪のイメージが表現されています。

また、同時開催で、
彫刻家 林遼さん(下諏訪町在住)の石彫が展示されています。
「割り戻し」という技法を用いて、どっしりとした重量感を備えつつ、
わずかな接触面で「支えあい、つながる」表現が特徴的な石彫がご覧いただけます。

冬ならではの魅力や風情を美術館で楽しんでいただければと思います。

■開催期間 :2014年12月14日(日)まで
■会場   :諏訪市美術館
■時間   :9:00~17:00(入館は16:30まで)
■料金   :大人300円 小中学生150円
■休館日  :月曜日
■お問い合わせ先 :諏訪市美術館 TEL 0266-52-1217

詳細につきましては、こちらをご覧ください。
http://www.nagano-np.co.jp/modules/news/article.php?storyid=32920

吉本 順子

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