新着情報

信州の技 諏訪の絹

諏訪市諏訪1の呉服店「染と織 やまだ」(山田店主)で、
2月6日(木)から16日(日)まで
企画展「信州の技 諏訪の絹」が開催されます。

「染と織 やまだ」は、
諏訪地方で唯一の養蚕農家・牛山金一さんから春蚕を求め、
製糸は松澤製糸所(下諏訪町)へ依頼し、諏訪産の繭を使い、
絵柄は信州の風景、草花など
諏訪にこだわったオリジナル着物「諏訪の絹」を仕上げました。

現在、国内の絹製品のうち国産繭は1%ほどといわれていて、
山田店主は一昨年牛山さんを知り、
「貴重な諏訪産繭で着物を作りたい」という思いを募らせ、
昨年、「品質が良好」といわれる春蚕を生糸にし、訪問着などを仕上げました。

作品は大きな反響を呼び、
横浜市で開かれた「宝絹展」では、
色艶に優れた高い品質が話題を呼びました。

今年度は茅野市産の春蚕100キロを松澤製糸所で製糸、
織、描きは、
伝統工芸士で日本刺繍の第一人者・森康次さん、
布地の細い糸目に沿って金銀の糸を刺す「竹屋町刺繍」5代目の藤井長治さんが刺繍しました。

会期中、松本市の武井豊子さんが諏訪産の蚕糸と安曇野産の天蚕糸で織った帯や
皇室に納められた同タイプの帯も公開されます。
http://www.nagano-np.co.jp/modules/news/article.php?storyid=30531

イベントに関するお問い合わせは、
「染と織 やまだ」(TEL0266-58-0694)までお願いいたします。

吉本 順子

空室検索 チャットボットに質問
TOPへ戻る