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北澤美術館 新春彩る現代日本画

諏訪市の北澤美術館は、
2階の現代日本画展示室を新春にふさわしい作品と入れ替え、
現代日本画家の巨匠作品が集結されていて、
見応えある展示となっています。

展示作品は今年生誕100年を迎え、
量感豊かな画面構成に独自の持ち味を見せる佐藤太清の「雪の朝」をはじめ、
伝統的な手法を駆使した風景画を描く中路融人の「富嶽」、
2014年のカレンダー作品で求愛ダンスを踊る鶴が主役の杉山寧の「娑」、
インドで取材したが諏訪湖の大四ツ手を連想させる岩橋英遠の「残陽」、
山口華楊の最晩年の注目作品でキツネの精悍な姿が印象的な「白狐」、
東山魁夷の代表作の「晩鐘」など東山作品4点、
合わせて28点が紹介されています。

東山作品の「晩鐘」と「緑のハイデルベルク」は、
学生時代に留学して以来34年ぶりに渡独、
数カ月掛けて各地を取材した中から生まれ、
「晩鐘」は画家自身が気に入った1点で、
フライブルク大聖堂の塔に上り、鐘の音を聴き、
歴史的建造物に焦点を当てた作品です。

2月上旬まで展示されています。

お問い合わせは、
北澤美術館(TEL 0266-58-6000)までお願いいたします。
http://www.nagano-np.co.jp/modules/news/article.php?storyid=30325

吉本 順子

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