上諏訪温泉親湯

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しんゆの最新情報をお届けいたします。
神秘なる諏訪湖で作られる、
最高の美と癒しの空間をあなたに…

上諏訪から一足延ばして ~下諏訪町の甲州街道を歩く~

2023年02月16日 /

甲州道中(現甲州街道)は江戸城に危機が及んだ時のための退避路であったともいわれており、
その終着点が諏訪市のお隣「下諏訪」であることは意外に知られていません。

中山道などに比べれば通行人は少なかったものの、
多くの旅人が行きかっていたといわれています。

上諏訪駅を出発し、江戸時代の面影をそのまま残す橋本政屋、
アララギ派の詩人島木赤彦の自宅である柿蔭山房などの名所や数々の史跡を経て
下諏訪の秋宮まで。
ゆっくりと時間をかけてめぐってみるのはいかがでしょうか?

1 上諏訪駅
上諏訪駅に降りたら正面にあるツルヤの裏手を走る旧甲州街道を目指しましょう。


2 橋本政屋
約30分の橋本政屋(はしもとまさや)。
上諏訪宿と下諏訪宿の間に残る茶屋で、江戸時代の面影をそのまま残しています。

3 高木津島神社 
高木津島神社は尾張津島神社の分社で、スサノオノミコトを主神として祀っています。
旧高木村の鎮守として崇敬され、明治5年に村社に昇格しました。
境内には、島木赤彦、伊藤左千夫、斎藤茂吉の歌碑や岩本木外の句碑があります。

4 柿蔭山房(しいんさんぼう)
アララギ派の詩人、島木赤彦の自宅。
歌を発表する際、自らを「柿の村人」と名乗ったことでも知られた島木は、
自宅を柿蔭山房と名付けました。

5 石投げ場、一里塚、承知川橋
甲州道中沿いで最も眺望に優れているのがここ石投げ場。
かつての諏訪湖は今より大きく、
文字通り石を投げれば諏訪湖に届くような距離だったそうです。
江戸より53里(212km)を示す一里塚を右に見て、まもなく承知川橋に到着。

6 中山道甲州道中合流之地
承知川橋から諏訪大社上社秋宮を過ぎるとまもなく、
江戸から京へと続く中山道との交差点につきあたります。
主要な二つの道筋が合流する下諏訪宿は、
道中で唯一温泉の湧く宿場町として屈指の規模を誇っていました。

7 宿場町街道資料館
江戸時代の宿場民家を保存する資料館。
宿場関係を中心に街道、温泉などの貴重な歴史民俗資料が保存・展示され、
当時の様子を伺い知ることができます。

8 公衆温泉浴場
秋宮周辺には4件の公衆浴場。
日本三古湯として有名な綿の湯を源泉とした遊泉ハウス児湯と、
湯口52度、伝統の高温湯で有名な旦過の湯。

9 二葉屋酒店
児湯の目の前。立ち飲みスペースを新設!
お風呂あがりにキュッと一杯地酒などいかがですか。

10 秋宮周辺の美味しいお店
秋宮周辺にはお蕎麦屋さんがたくさんあります。
山猫亭は秋宮前に店を構える人気店。
キリッとコシのある蕎麦を、一口目は蕎麦の実入りのそば塩で、
二口目は鰹だしが利いたつゆでどうぞ。
お蕎麦を使ったデザート、「そばちち」もクリーミーな味わいが人気です。

ゆっくり歩くと約5時間のコース。
喧騒を離れて歴史の街を歩いてみませんか?

コースの詳細はこちら


上諏訪温泉 しんゆ

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〜向付 心躍る懐石のうつわ サンリツ服部美術館〜

2023年02月13日 /

《画像はサンリツ服部美術館HPよりお借りしました》


諏訪市のサンリツ服部美術館で
展覧会「向付(むこうづけ)心躍る懐石のうつわ」が開催中です。

「向付(むこうづけ)」とは懐石料理で刺身や和え物を盛り付ける食器の一つです。

懐石で一番最初に登場するため、茶席の亭主が最も気を配る懐石道具なのだそうです。

桃山時代から江戸時代に制作された器を42組を展示しています。

彩り豊かな器や独創的な形の器から伝わるおもてなしの心、和の文化をお愉しみください。

◇会期/2023年1月2日(月)〜3月5日(日)
◇休館日/祝日を除く月曜日
◇入館料/大人1,000円、小中学生400円
◇開館時間/9:30〜16:30


※お手持ちのスマートフォン、タブレットでお楽しみいただける音声ガイドをご用意しております。
ご利用の際は周囲に音が漏れないよう、イヤホンを装着してください。
イヤホンはミュージアムショップで販売しています。

●同時開催
服部一郎コレクション近現代絵画展
語りかける絵画 描かれた人物
◇会期/〜2023年6月11日(日)


詳細はこちら


《上諏訪温泉 しんゆより徒歩約5分》


上諏訪温泉 しんゆ 山嵜

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〜微かな春の足音〜

2023年02月08日 /



2月4日「立春」に諏訪湖の御神渡りの観測で今年は御神渡りが現れない
「明けの海」が宣言されました。

2月6日、日中は7℃近くまであがり、ぽかぽかとした陽気となりました。
暦のとおり春の訪れを微かに感じます。
諏訪湖ではカモが心地よさそうに泳いでいました。

諏訪市湖南にある城山福寿草園では福寿草がちらほらと咲き始めています。
例年2月下旬から3月上旬に見頃を迎え、黄色い花が一面に咲き誇ります。

朝晩はまだまだ冷え込み、寒暖差がありますので
諏訪へお越しの際は暖かい格好でお越しください。


《福寿草園まで上諏訪温泉 しんゆよりお車で約16分》


上諏訪温泉 しんゆ 山嵜

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〜諏訪湖エリアまちなか観光案内人 【新春・平日限定】四宮巡りプラン 〜

2023年02月06日 /

《撮影日:2023年2月6日/Photographed on February 6,2023》

諏訪湖エリアまちなか案内人が平日限定で諏訪大社4宮を案内します。

諏訪湖まちなか案内人とは諏訪湖周3市町の商工会議所・観光協会が実施した
養成講座(おもてなしアカデミー)の修了生によるボランティアの市民観光ガイドです。

地元ガイドと一緒に諏訪大社四社巡りをお愉しみください。


◇開催日/2023.1.10(火)~ 2.28(火)

◇料金/1,000円(当日現金にてお支払いください)

◇スケジュール/

【上社】(時間目安 10:00~12:00)

①前宮 鳥居下集合 
10:00ガイド開始 約40~50分
②本宮 北鳥居下に再集合(11:00~11:10) 
12:00ガイド終了

《お客様移動・昼食時間目安 90分》

【下社】(時間目安 13:30~15:00)

①秋宮 鳥居前集合 
13:30ガイド開始 約40分
②春宮 大型車両駐車場に再集合(14:20) 
15:00ガイド終了

※移動は各自で自家用車、レンタカー、タクシーもしくは自転車をご利用ください。
※2日に分けて4宮巡りする場合は、1日目秋宮集合となります。


詳細はこちら


上諏訪温泉 しんゆ 山嵜

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〜諏訪湖が全面結氷、御神渡りへ期待〜

2023年02月01日 /

【動画は2018年に撮影した御神渡りの映像です】

寒波の影響で体に堪える寒さの日々ですが、諏訪市でも厳しい寒さが続いております。

諏訪湖では1月26日の早朝、宮坂宮司によって今シーズン初めての全面結氷が認定されました。
この冬一番の冷え込みが続き、ここ数日の朝も諏訪湖一面が氷で覆われております。
風の影響などで日中には溶けはじめてしまっておりますが、「御神渡り」への期待が高まります。

湖面の氷は厚いところで2センチほどあり、冷え込みが続き更に厚くなることで、
湖の氷が割れて折り重なりせり上がってできる「御神渡り」が現れる可能性があるそうです。

このまま冷え込みが続き、5年ぶりの御神渡りの出現を願うばかりです。

上諏訪温泉 しんゆ 酒井

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