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絵画とやきもの展覧会「花ひらく琳派」

サンリツ服部美術館では、
展覧会「花ひらく琳派 絵画とやきものでたどる装飾美の系譜」
を開催中です。

今年は、
琳派の組・本阿弥光悦が徳川家康から京都・鷹峯の地を拝領してから
400年目にあたることを記念し、
江戸全期にわたる琳派の絵画と同時代のやきものを5章で紹介されています。

琳派は江戸時代初期、本阿弥光悦と俵屋宗達に始まり、
時代を隔てた私淑関係により受け継がれた装飾的な様式で、
2人が生み出したしたきらびやかで大胆な造形美は、
時を経た江戸中期、尾形光琳・乾山の兄弟によって一層の深化を遂げます。
さらに100年後、酒井抱一・鈴木其一らは、
光琳を慕って自らを琳派の継承者と位置づけました。

本展では、
光悦の書と宗達の下絵の見事な合作である
「四季草花下絵新古今集和歌色紙帖」や、
清楚な美しさをたたえる抱一の「紅白梅図屏風」、
琳派の伝統的な表現方法を生かしつつ更に洗練さが加わった
光琳の「牡丹図」など、
それぞれの時代の琳派の特色をそなえた作品が展示されています。

■開催日  :2015年11月15日(日)まで
■開館時間 :9時30分~16時30分
■休館日  :祝日を除く月曜日(8月は無休)
■入館料  :大人800円 小中学生400円
■お問い合わせ :サンリツ服部美術館 TEL 0266-57-3311

詳細につきましては、こちらをご参照ください。
http://www.sunritz-hattori-museum.or.jp/schedule/main.html

今回の記念会期中のみ、
本阿弥光悦作の国宝「白楽茶碗 銘 不二山」が特別出品されていますので、
ぜひお立ち寄りいただければと思います。

吉本 順子

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