新着情報

高原のミュージアム企画展「竹久夢二と中山晋平」

富士見町高原のミュージアムでは、
企画展「竹久夢二と中山晋平」を開催中です。

画家で詩人の竹久夢二さん(1884~1934年)と、
作曲家の中山晋平さん(1887~1952年)の2人のつながりに焦点をあてたもので、
竹久夢二さんは数々の美人画を世に残し、
最期を八ヶ岳山麓の富士見高原療養所で過ごしました。
そして中山晋平さんは長野県中野市の生まれで、
傑作と呼ばれる童謡、流行歌などの数多くの名曲を残しました。

このおふたりの接点になったのは、
文芸評論家、新劇運動の先駆けの一人と言われている島村抱月さん(1871~1918年)で、
中山晋平さんは抱月さんのお宅に住み込み書生後、
「カチューシャの唄」などの劇中歌を作曲し、大ヒットしました。
また、竹久夢二さんは島村抱月さんの教え子で、
島村さんのことを尊敬されていたようです。

今回の企画展では、
中山晋平さんの楽曲の装丁画を竹久夢二さんが描いて出版された楽譜40曲余と、
高原のミュージアムが新たに購入した夢二作品6点が初公開される他、
1930年に出版された「中山晋平作曲全集」に収められた楽譜約30曲などが展示され、
中山晋平さんの功績がわかるDVDの上映やパネル展示もあります。
http://www.nagano-np.co.jp/modules/news/article.php?storyid=35761

■開催期間 :2016年1月24日(日)まで
■会場   :富士見町高原のミュージアム
■開館時間 :午前9時30分~午後5時
■休館日  :月曜日、12/28~1/4
■入館料  :一般300円 小中学生150円
■お問い合わせ :高原のミュージアム TEL 0266-62-7930

長野県にゆかりのある偉人たちの作品を
ぜひご覧になっていただければと思います。

吉本 順子

空室検索 チャットボットに質問
TOPへ戻る