下諏訪町の「星ケ塔黒曜石原産地遺跡」が
今年の3月に正式に国史跡に指定されたのを記念し、
現地見学会が3日間限定で行われます。
和田峠近くの東俣国有林内にあるこの遺跡は、
縄文時代の黒曜石が初めて発掘された大変貴重な遺跡で、
普段は一般公開されていません。
公開日は、10月30日（土）と11月1日（日）、13日（金）で、
初日と2日目は午前と午後の部と2回、
最終日は午前のみの5回行われます。
事前のお申し込みが必要で、
参加費は100円（資料代）、
定員は各回先着30名様で、
当日は諏訪湖博物館・赤彦記念館に集合し、
バスで遺跡に向かいます。
発掘調査担当の宮坂清学芸員の解説つきで、
縄文人が黒曜石を発掘した際にできた穴などを
実際にご覧になることができます。
また、11月7日（土）午後1時から
下諏訪総合文化センターにて、
「星ケ塔遺跡の考古学的意義とその可能性」をテーマに、
指定記念シンポジウムが開催されます。
パネリスト、考古学者などを招いて
遺跡の公開方法や活用方法などについて話し合います。
こちらは定員先着300名で参加費は無料です。
http://www.nagano-np.co.jp/modules/news/article.php?storyid=35364
初めて一般公開される貴重な遺跡を
最初にご覧になれるよい機会ですので、
お時間がございましたら、
ぜひお立ち寄りいただけたらと思います。
吉本 順子
