企画展「女神たちの山麓 坂上遺跡出土土偶展」

1974年に諏訪郡富士見町の坂上遺跡から出土した土偶が、
9月4日付で重要文化財に指定されました。

この土偶は両手を広げ、顔はななめ上を向いている立像で、
脇の下から細かい文様が刻まれているのが特徴的で、
造形が優れていて、保存状態も良いことが高く評価されました。

現在、この土偶は井戸尻考古館にて展示されていますが、
重要文化財に指定されたのを記念して、
企画展「女神たちの山麓　坂上遺跡出土土偶展」が
9月29日（火）から同館にて開催されます。

企画展では、茅野市で出土した2体の国宝土偶
「縄文のビーナス」と「仮面の女神」との
共通点や相違点などを解説したパネルが展示されます。

会期中の10/3（土）、10/25（日）、
11/14（土）、11/29（日）の4日間は、
13:30から展示の解説もあります。

関連イベントといたしまして、
講演会「土偶とは何なのか？坂上の土偶は何者なのか？」が、
10月11日（日）13:00から　
富士見町コミュニティ・プラザにて開かれます。

・開催期間　：2015年9月29日（火）～11月29日（日）
・会場　　　：井戸尻考古館
・開館時間　：午前9時～午後5時
・休館日　　：月曜日と祝日の翌日
・入館料　　：大人300円　小中学生150円

吉本　順子