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岡谷の唐櫃石古墳でヒカリゴケが見頃

岡谷市指定文化財である唐櫃石(かろうといし)古墳内に自生する
岡谷市文化財である「ヒカリゴケ」(市天然記念物)が見頃を迎えていて、
その名が示すように、
石室の床と壁を鮮やかな金緑色(エメラルド色)に染めています。

ヒカリゴケは1科1属1種の原始的かつ貴重なコケ植物で、
洞窟や岩陰、倒木の陰などの暗く湿った環境を好みます。

乾燥などに弱く、わずかな生育環境の変化で消えてしまうため、
絶滅の危機に瀕している動植物を記載した環境省の「レッドリスト」では
準絶滅危惧種に指定されています。

ヒカリゴケは自力で発光しているのではなく、
細胞内の葉緑体が、古墳の外から差し込む光に反射して
発光しているように見えるのだそうです。
http://www.nagano-np.co.jp/modules/news/article.php?storyid=32055

9月初旬ごろまで見られるので、
金緑色の貴重なヒカリゴケをご覧になってみてはいかがでしょうか?

吉本 順子

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