諏訪市美術館の平成26年度の企画展のテーマは、「諏訪」です。
山々に囲まれ中央に諏訪湖を湛える諏訪の土地。
人々は太古からこの地の環境とともに生きたことを、
多くの遺跡や遺物が伝えます。
そして、この土地を畏れ敬う心が、
御柱祭をはじめとする、
原初的な自然信仰が色濃く残る諏訪信仰を生み出しました。
諏訪に脈々と息づく特有の風土は、多くの芸術家を魅了しています。
諏訪市美術館では、7月19日(土)から
企画展「諏訪 –この土地と人へのまなざし-」が開催されます。
岡本太郎、東原徹、小林紀晴、高木こずえ、平林孝央という
5人の作品が展示されます。
諏訪の歴史、信仰、自然、気候が絡み合って築かれた
この地の“風土”に誘われ、
5人の作家はそれぞれの視点から諏訪にまなざしを向けました。
時代を越えて諏訪を捉え、油彩画、日本画、写真といった
さまざまな形式で表現された「諏訪」をご覧いただけます。
関連イベントといたしまして、
アーティストトークや講演会「岡本太郎と縄文、そして諏訪(仮)」、
おはなし鑑賞会、親子ワークショップなどが開催されます。
・開催日 :2014年7月19日(土)~9月21日(日)
・会場 :諏訪市美術館
・開館時間 :午前9時~午後5時(入館は4時30分まで)
・入館料 :企画展料金 大人510円、小中学生150円
・休館日 :月曜日と祝日の翌日
・お問い合わせ :諏訪市美術館 TEL 0266-52-1217
詳細につきましては、こちらをご覧ください。
http://www.city.suwa.lg.jp/www/event/detail.jsp?id=6215
吉本 順子