新着情報

『紅花爛漫 赤絵の美をたどる』

サンリツ服部美術館では、3月27日(木)から
赤い絵のあるやきものに焦点を当てたコレクション展
『紅花爛漫 赤絵の美をたどる』が開催されます。

やきものに用いる色の中でも、赤色は遅れて登場した色だったそうで、
赤い絵のあるやきものが成熟を迎えたのは明時代、15世紀の中国でした。

日本ではこれらを「赤絵」と呼び、
時代や地域の名称を冠して呼び分け、親しんできました。

その日本でも、江戸時代、17世紀から18世紀にかけて、
華やかな赤い絵のある国内産のうつわが爛漫と咲き誇った時代を迎えます。

九州の古九谷や伊万里などの磁器では中国風のうつわを作る試みが始まり、
本格的な磁器焼成へと歩み出します。

また、陶器でも京都の野々村仁清による
優美な絵付けを施したうつわが生まれました。

この展覧会では、中国の赤絵、特に景徳鎮と州窯のうつわを
そして日本の赤絵から古九谷、伊万里、鍋島、京焼を一堂に展示され、
赤い絵のあるやきものの系譜をたどります。

<関連イベント>

◆美術講座 第1回「赤絵の誕生と展開―中国と日本を中心に―」
・開催日時 :2014年5月12日(月) 13:30~15:00(開場13:00)
・参加費:入館料のみ

◆ギャラリートーク
・開催日時 :毎月第2土曜日 14:00~14:30
・展覧会開催期間 :2014年3月27日(木)~6月22日(日)
・時間  :9:30~16:30
・休館日 :祝日を除く毎週月曜日、館内整理期間[6月2日~6日]
・入館料 :大人800円 小中学生400円

詳細につきましては、こちらをご覧ください。
http://www.sunritz-hattori-museum.or.jp/schedule/next.html

吉本 順子

空室検索 チャットボットに質問
TOPへ戻る