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収蔵作品展「質感を見たい!~創作のあと」

諏訪市美術館では、日本画や工芸など、
異なるジャンルの作品表面に表れた質感に注目し、
作者が作品に込めた意思を感じ取ってもらおうと、
収蔵作品展「質感を見たい!~創作のあと」を開催中です。

新しい展示の試みとして、
岡谷市出身の武井直也さんのブロンズ彫刻「青年腰掛像」に限り、
直接触れることもできます。

日本画、工芸、彫刻、洋画の四つのジャンルから38点が出品され、
日本画は、諏訪市出身の渡辺隆夫さんの「夜の街」など大作が並び、
杉山寧さんの「昇陽」は、独特の砂壁のような絵肌が特徴です。

洋画の静物画では、青木敏郎さんは「果実・グラス・ポット」を写実的に、
酒井信義さんは「コンポートの果実」を抽象的に表現していて、
同じ題材でも、画家の意識の違いで全く異なる絵肌が生まれています。

ロダンや荻原守衛さんなどなじみ深い作家の作品や、
下諏訪町出身の小沢重武さんの巨大な雄牛の頭部像など、
彫刻作品も多彩です。
http://www.nagano-np.co.jp/modules/news/article.php?storyid=30764

作品表面の「質感」をぜひ感じていただけたらと思います。

・開催期間 :2014年4月20日(日)まで
・会場   :諏訪市美術館
・開館時間 :午前9時~午後5時(入館は午後4時30まで)
・入館料  :大人300円 小中学生150円
・休館日  :月曜日と祝日の翌日
・お問い合わせ :諏訪市美術館 TEL 0266-52-1217

吉本 順子

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