諏訪市にある丸高蔵内みそ茶屋「千の水」で、
キルト作家・手代木とし子さん(岡谷市在住)の個展
「和のキルト」が開かれています。
古布にこだわり、
数年掛けて仕上げた大作11点が展示され、
古布の特長が古民家の茶屋に映えています。
手代木さんはキルト歴35年で、
諏訪地方のキルト界の草分け的存在として活躍されていて、
郷土のシルクや、諏訪地方に残る古布の文化を残そうと、
大正末期から昭和初期の着物帯などを素材に
大型のタペストリーを仕上げています。
近作「春うらら」は縦230センチ、横180センチで、
綸子と一越縮緬の白生地2反(24メートル)を使い、
2500枚ほどのピースをつないだ作品です。
手代木さんの作品は色彩や手触りに深みがあり、
いずれの作品も長方形でゆがみがないそうです。
開催は、3月中旬までの予定です。
イベントに関するお問い合わせは、
「千の水」(TEL0266-52-4033)までお願いいたします。
http://www.nagano-np.co.jp/modules/news/article.php?storyid=30636
☆みそ茶屋「千の水」
・住所 :諏訪市高島1-8-30(上諏訪駅出口から徒歩約10分)
・定休日 :月曜日
吉本 順子