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筒粥神事と田遊神事

諏訪大社下社春宮では、
1月14日夜~15日早朝に『筒粥神事』、
諏訪大社上社では、
1月15日に田遊神事、新年祈請祭が行われました。

『筒粥神事』とは、
春宮の筒粥殿で米と小豆と葦の筒を大釜に入れて、
一晩中(14日夜~15日早朝)粥を炊き、
十五日未明に筒を割り中の粥の状態で豊凶を占う神事です。

釜で炊き上げたヨシを神職が割って
今年1年の世相と農作物の豊凶を占いました。

神職が炊き上げた44本のヨシの茎を1本ずつ小刀で割り、
筒の中に入った粥の量などから、
43本で農作物の作況を
最後の1本で「世の中」を占った結果、
諏訪大社によると、筒への粥の入り方は「ほとんどが良い状態」で
「消費増税など心配な点もあるが、全般に良い年になるのでは」
との期待を込め昨年より一厘上がって「三分七厘」になりました。
http://www.nagano-np.co.jp/modules/news/article.php?storyid=30391

また、諏訪市神宮寺の本宮で
大総代や氏子総代、区役員らが参列して行われた『田遊神事』では、
多くの氏子が見守る中、
今年一年の五穀豊穣、地域の安全や無病息災を祈願しました。

斎庭に設けられた仮拝所前に水田に見立てたござが敷かれ、
神職が木製のすきやくわを使って、
田起こしから種まきまで一連の農作業を所作で表し、
みこ2人が神職の歌う「田植唄」に合わせて「田舞」を踊り、
豊かな実りを願いました。

その後、新年祈請祭が行われ、
「蟇目鳴弦の儀」で魔よけのかぶら矢が上空目掛けて放たれました。
かぶら矢を拾うと幸運が授かるとされているそうです。
http://www.nagano-np.co.jp/modules/news/article.php?storyid=30404

吉本 順子

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