下諏訪町にある古民家 伏見屋邸では、
下諏訪町東山田在住の牛山和雄さんのジオラマ作品展
「江戸の長屋街のくらし」が開催中です。
牛山さんはプラモデルの趣味を生かして2010年から制作を始め、
作りためた建物や家財道具などの木製ミニチュアを飾り、
3畳ほどのスペースに10分の1スケールで
江戸後期の長屋街が表現されています。
長屋街には、紙問屋や野菜問屋などの大店が並ぶ「表長屋」、
庶民が住んだ平屋建ての横割り棟が続く「裏長屋」を配置され、
現在の交番や公民館にあたる火の見やぐら付きの「番屋」、
共用の井戸やごみ捨て場も設けてあります。
建物は屋根を一部開放してあり、上から内部が鑑賞できたり、
扉やたんすの引き出しが可動したり、
あんどんがLEDライトで点灯する仕掛けがついていたり、
扉1枚、格子1本にまでこだわった精巧な造りで
当時の町民生活の様子が伝わってきます。
今後さらに縦割り棟の裏長屋や大店を作って仕上げていくそうです。
http://www.nagano-np.co.jp/modules/news/article.php?storyid=29965
国の有形文化財に登録されている
江戸時代末期の作りをした古民家 伏見邸で
ジオラマ作品をご観賞しながら歴史文化に触れてみませんか?
・開催日 :2013年12月15日(日)
・開場時間 :午前9時~午後4時30分
・入館料 :無料
・休館日 :月曜日
・お問い合わせ :伏見屋邸 TEL0266-27-3441
吉本 順子