6月に世界文化遺産に登録された
富士山の撮影スポットとして知られる高ボッチ高原(岡谷市と塩尻市の境)では、
県内外から訪れる写真愛好家が増えています。
日の出前のまだ薄暗い中にきらめく諏訪湖周辺の街明かりや
諏訪盆地を覆うような雲海、朝焼け空に浮かび上がる富士山の「競演」を狙う人が多く、
肉眼では富士山の場所がまだはっきりと確認できない午前4時半すぎ、
高ボッチ山(標高1,665メートル)から長時間露光で撮影すると、
独特のシルエットが写るそうです。
http://www.shinshu-liveon.jp/www/topics/node_255656
江戸時代、葛飾北斎の富嶽三十六景「信州諏訪湖」や、
歌川広重の富士三十六景「信州諏訪之湖」のどちらの絵にも、
諏訪湖・山並みの向こうに富士が描かれています。
諏訪地方から富士山を望める素敵な場所はたくさんございますので、
ぜひお気に入りの場所を探してみてはいかがでしょうか?
吉本 順子